苗木城(遠山藩主歴代の墓)

住所:岐阜県中津川市苗木高森

 南北朝時代に遠山氏が築城。その後、戦国時代まで遠山氏が城主を務めたが、1583年に美濃兼山城主・森長可に落とされ遠山氏は徳川氏を頼って落ち延びる。その後、川尻氏が城主となるが、関ヶ原の戦いで功があった遠山氏が返り咲き、明治維新まで苗木城主となった。明治時代になると建物は壊されたが、1981年に国の史跡に指定されている。
 苗木城は別名『赤壁城』と呼ばれており、理由はある日、壁を白にしたところ、城を守る蟠竜が白色を嫌ったため木曽川が氾濫し壁が泥まみれになってしまった。それから何度掃除して白くしても泥で汚れてしまうので、赤に変えたところ、蟠竜の怒りがおさまって汚れることはなくなったという。またその蟠竜は篭城の時に木曽川から霞を作り出して守ると言う伝説もある。

(城の麓にある遠山氏の菩提寺・雲林寺跡。廃仏毀釈で廃寺となった)

(遠山藩主歴代の墓)

(大門跡)

(大矢倉跡)

(天守台)

(天守台から中津川市内を望む)

感想:苗木藩主歴代のお墓は蜂が多かったので、さっと写真を撮ってすぐに逃げました。


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