安藤重勝

(あんどうしげかつ)

生没年:1597〜1623年/ 身分:井伊家の家臣/ 官位(通称、号):長三郎

安藤重勝の墓
彦根市本町2-3-7の宗安寺にある安藤重勝の墓(左手)

 徳川家に仕えた安藤家の一族で安藤直次の甥と言われている。1611年に井伊直継に仕え、200石を与えられた。大坂冬の陣に従軍した。夏の陣にも従軍し、若江の戦いでは木村重成を討ち取った(異説あり)。その首を徳川家康に差し出すと黄金5枚と羽織を賜り、それと一緒に重成の刀(草葉の露)も与えられる。その刀は安藤家の家宝となった。また、その功で500石を加増されている。1623年12月9日死亡。

管理人・・・重成の首は重勝が彦根に戻る時に密かに持ち帰って安藤家の香花寺であった彦根市の宗安寺に先祖の墓と一緒に葬りました。しかしばれるとまずいので先祖の墓だと言い張ったそうです。それが写真のお墓です。。
 あと重成の刀の名前ですが、『続武家閑談』では『道芝の露』、『北村壽四郎氏報』では『草裏の露』、となっています。

参考文献三百藩家臣人名事典・近江人物志、ほか

UPDATE 2004年9月24日
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