知ったかぶり

 1614年12月4日、前田利常軍が真田丸を攻めている時に煙が上がった。これを見た富田重政は、真田幸村と同じ武田の旧臣である小幡景憲に、煙のことを尋ねた。
「あれは狼煙(のろし)です。幸村が危険を感じて城内に応援を頼んだのでしょう」
 景憲は自信ありげに答えた。しかしそれは間違いで、これを好機と攻めた前田軍は大損害を出している。(『明良洪範』)

管理人・・・煙は石川康勝の兵が火薬箱を爆発させた時のものでしょうか?

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