秋田俊季

(あきたとしすえ)

生没年:1598〜1649年/ 身分:常陸宍戸5万石の大名の子/ 官位(通称、号):伊豆守

秋田家累代の墓
福島県田村郡三春町荒町171の高乾院に建つ秋田家累代の墓

 秋田実季の長男。母は織田信長の孫。大坂の両陣に弟達と共に出陣した。その後、幕府の普請手伝いや徳川家光の上洛のお供をするなど忠節を尽くすが、それが父の実季には気に食わず親子は不和となる。
 そのため幕府は実季を1630年に隠居させて俊季に家督を継がせた。1645年に陸奥三春に5万5千石で移封される。1649年1月3日、勤番中の大坂城で病気のために死亡した。法名・真如院殿実岩常固。三春の高乾院に葬られる。

参考文献三百藩藩主人名事典戦国大名諸家譜、ほか

UPDATE 2004年3月4日
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