住所:山梨県甲州市塩山小屋敷2280
臨済宗妙心寺派。1330年の創建。武田信玄の厚い保護を受け、1564年には菩提寺に定められる。1582年、甲州征伐の際に織田信長軍の手によって灰燼に帰した。1606年に徳川家康によって再建される。
(三門。武田家の残党や近江の六角氏を匿い逃がした住職・快川に激怒した信長は百人余りの僧侶らをここに集めて火をかけた。その時、快川が「心頭滅却すれば火も自ずから涼し」と言ったのは有名である。ちなみに火をつけたのは森長可の親族・関長安)
(武田信玄の墓。1672年、信玄の百回忌に当時の恵林寺の住職と旧臣の子孫が建立したもの)