茨木城

 太平記の時代に楠正成が建築したと言われている。城は石山本願寺戦などたくさんの戦いに巻き込まれた要城だった。中川清秀など様々な大名が城主となったが特に有名なのが片桐且元である。
 大坂の陣の直前、且元が去った後、攻め込まれる計画もあったが防備を固められたため中止となった。1615年6月の一国一城令で廃城となった。

茨木城の門

茨木城の門:茨木城の搦手門を茨木神社に移築されたものです。この日は工事中でした。

片桐且元の碑

片桐且元の碑:茨木小学校の中にあった碑。一族の人が立てた碑で彼は忠臣だったけど仕方なく城を立ち去ったみたいなことが書いてあったような記憶があります。

復元された櫓門

復元された櫓門:大和郡山市の慈光院山門に移築された櫓門を茨木小学校に復元したもの。

茨木城跡の碑

茨木城跡の碑:茨木小学校内にありました。

おまけ

おまけ:羅生門で渡辺綱に切り落とされた片腕を、綱のおばに化けて奪い返したという鬼。酒呑童子の配下だそうです。神社のすぐ近くの橋にいました。

コラム:まずは茨木小学校に入るために関係者の方に許可を取ってくださったセーマン・ドーマンさん、本当にありがとうございました。いきなり言ったら絶対に断られたでしょうから。
 城自体は、、、まああんなもんでしょう。感想が特に思いつきません。とにかく平成15年10月の史跡巡りの最後を飾るのにはふさわしい場所でした。


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