安田能元

(やすだよしもと)

生没年:1557〜1622年/ 身分:上杉家の家臣/ 官位(通称、号):上総介

越後安田城
新潟県柏崎市安田にある越後安田城

 安田景元の息子。安田氏は越後安田城主だったが景元の代に上杉謙信の家臣となった。1583年に反乱した新発田重家と戦った際に法行橋の戦いで重傷を負い体の一部に障害が残る。
 1598年の上杉家会津移封で1万1千石と家臣分の3200石を与えられ、岩井信能・大石綱元と共に三奉行として国政に携わった。大坂の陣に従軍し鴫野の戦いでは勢いに乗る豊臣軍を押し返すという大活躍をする。1622年6月25日死亡。

管理人・・・彼は景勝の家臣の中でもっとも剛勇として知られており『跛(ちんば、足に障害があって歩行が不自由なこと。現代では差別用語)上総』とあだ名されていたそうです。あと和歌も嗜む文武両道の人だったそうです。

参考文献戦国人名事典 コンパクト版三百藩家臣人名事典

UPDATE 2004年1月6日
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