宮内局

(くないのつぼね)

生没年:?〜1615年/ 身分:木村重成の母/ 官位(通称、号):なし

大阪市城東区森之宮
宮内局の屋敷があったという大阪市城東区森之宮

 越前金剛院城2万石の大名・青木俊矩の娘。青木久矩の兄弟。近江坂田郡能登瀬村に生まれる。木村重茲の妻だったが、豊臣秀次の罪に連座して長男の重武とともに自害させられた。宮内局は次男の木村重成を連れて坂田郡馬渕村に隠れる。
 しかし賢夫人として知られていたので罪を許され豊臣秀頼の乳母となった。重成も秀頼の小姓となる。1615年5月8日に淀殿らと共に自害する。

管理人・・・宮内局と重成の身分には諸説あって分かりません。詳しくは木村重成の出生をご覧ください。

参考文献日本女性人名辞典、ほか

UPDATE 2005年7月18日
Copyright (C) 2005 Tikugonokami.