原昌直

(はらまさなお)

生没年:?〜1633年頃/ 身分:真田家の家臣/ 官位(通称、号):主米・求女

 真田家の家臣。原出羽守之昌の弟。1594年に真田昌幸の『昌』の字を賜って昌直と名乗った。関ヶ原の戦いでは真田信之に従い、その功で75貫を与えられる。大坂冬の陣に従ったが、12月に藩の用で上田に戻った。真田家が松代に移封されると275石を与えられた。

管理人・・・上田に戻った直後の1615年の年越しでは、藩の用で忙しくて松飾が出来ず取り合えず竹だけを立て、餅もつくことも出来ずに米を粥にして過ごしています。それが原家の年越しの風習となったそうです。

参考文献:更級郡埴科郡人名辞書

UPDATE 2005年5月19日
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