佐久間勝之

(さくまかつゆき)

生没年:1568〜1634年/ 身分:常陸北条1万石の大名/ 官位(通称、号):大膳亮

お化け灯篭
東京都台東区上野公園9ー88の上野東照宮にあるお化け灯篭

 佐久間盛次の四男。母は柴田勝家の姉。妻は佐々成政の娘。佐久間安政の弟。尾張愛知郡御器曾(御器所)に生まれる。佐々成政の元で成長し佐々姓を称した。安政と共に勝家に仕えていたが、柴田家滅亡後は各地を転々とし、豊臣秀吉に対してゲリラ戦を行なう。
 小田原征伐後、秀吉に許され、信濃長沼3千石を与えられた(この時に佐久間姓に戻している)。関ヶ原の戦いでは東軍につき、常陸北条1万石の大名になっている。大坂冬の陣では、兄と共に木津川口の砦を偵察している。戦後、信濃・長沼1万8千石に加増された。1634年11月12日死亡。

管理人・・・夏の陣で竹田永翁を討ち取ったらしいですが、真相は不明です。上野東照宮にある大きな灯篭(通称・お化け灯篭、7メートルもあるそうです)は勝之が奉納したものです。

参考文献三百藩藩主人名事典戦国大名諸家譜戦国人名事典 コンパクト版

UPDATE 2002年2月7日
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