宇野右衛門介

(うのうえもんのすけ)

生没年:?〜1659年/ 身分:木村隊の部隊長/ 官位(通称、号):右衛門介

今福南
右衛門介が殿を務めた大阪市城東区今福南

 名前は不明。大坂の陣で木村重成隊に属して戦う。今福の戦いで殿を務めた際、佐竹軍の兵6〜7騎が追撃してきたので名乗りをあげて敵と戦った。夏の陣の若江の戦いでは藤堂高虎軍と槍で戦い怪我をしながらも敵を討ち取る。
 大坂落城後は生駒家に仕え、改易後の1649年に松平定綱に仕えた。1659年死亡。

管理人・・・今福の戦いで槍を合わせた佐竹家の家臣・大井三左衛門とは陣後に再会してその時のことを語って、彼が槍の傷を見せたそうです。またのちに名前を五郎左衛門と変えたそうです。

参考文献:桑名人物事典

UPDATE 2003年12月14日
Copyright (C) 2003 Tikugonokami.