益田長行
(ましだながゆき)
生没年:1580〜1646年/ 身分:蜂須賀家の家臣/ 官位(通称、号):豊後・虎之助

徳島県海部郡海陽町海部にある海部城跡
益田一正の長男。一正は尾張蜂須賀村の住民で叔母は蜂須賀正勝の妻だったという人物。長行は蜂須賀家に仕え、海部城番となり5500石を与えられ、関ヶ原の戦い、大坂の陣、1619年の広島城受け取りに従軍する。
参勤交代で江戸行きが多く、幕閣の酒井忠世などと親しくなり、それらの人脈を利用して海部郡の藩主となって独立しようとした。そのために材木を伐採し江戸に運んでその資金を蓄える。しかしそのことが発覚し蜂須賀家から帰国命令が出されるが、それを無視して江戸に留まった。1646年死亡。
UPDATE 2006年3月8日
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