中村荘太郎(1534?〜1547?年)

官位・通称:荘太郎
 天竺花氏の子(孫とも)。1547年の土佐大津城攻めの際、家臣と共に城から逃れたが、長宗我部国親軍の追跡が厳しく長岡郡才谷村の民家に入り主人に金の茶碗を渡す代わりに匿ってくれるように頼んだ。
 主人は承諾し匿ったが、長宗我部兵に捕まり拷問を受け場所を教えてしまう。そのため見つけ出された荘太郎主従は皆殺しにされた。その後、主人の家は三代に渡って呪われたと伝わっている。
 現在、高知県南国市才谷にある若宮八幡は荘太郎を祀っているという。

UPDATE 2012年4月10日
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