大雨の中

 大坂冬の陣で徳川軍が住吉に着いた時、大雨が降ってきて兵士達は油幕(雨露をしのぐために油をぬった天幕)を垂らして中に入って避けた。
「今、豊臣軍が心を一つにして攻めれば敵にある程度の損害が与えられる」  大坂城五人衆らは奇襲を提案したが、反対にあって実現されなかった。(『難波戦記』)

Copyright (C) 2003 Tikugonokami.