蜂須賀家の吉例

 大坂冬の陣で活躍した蜂須賀家は、戦いでの出来事を吉例としている。
1.具足鏡開き(武具を飾って儀式の後に供え物の具足餅を割って食べるという武家風の鏡開き)はもともと1月20日だったが、徳川秀忠から大坂冬の陣の功で感状を賜った同月の11日に変更された。
2.大坂の陣で使用した旗と馬印が吉例となり、具足初めの際に使用された。また1619年の広島城受け取り、1638年の島原の乱でも使用された。
 その他にも参勤交代の際に冬の陣の際に賜った感状を持って行くなどの例があった。(『安部氏襍記』など)

UPDATE 2005年5月31日
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