岸和田城

 岸和田城は建武年間に楠木氏の家臣が築いたのが最初と言われている。その後は和泉守護の細川氏などが居城とした。1583年に豊臣秀吉の家臣・中村一氏が城主となり、小牧長久手の戦いでは徳川家康と通じた根来衆に包囲されたものの撃退している。
 その後、秀吉の叔父である小出秀政が城主となり城と城下町の整備を行った。1615年の大坂夏の陣では小出氏が徳川軍についたため豊臣軍に攻められるが援軍の金森氏らと共に見事守り抜き、逆に浅野軍に敗北して撤退する豊臣軍を追撃し戦果を上げた。
 その後、松平氏を経て今川氏の家臣であった岡部氏が入って明治維新を迎える。
 現在は天守・櫓の一部などが再建されており資料館となっています。

天守閣

天守閣:中は資料館になっており、この日はたまたま『戦乱の中の岸和田城 −石山合戦から大坂の陣まで−』という特別展がやっていました。でも大坂の陣に関しては大したものはなかったなあ、、、。

櫓

:復元された櫓。それだけです。

堀と石垣

堀と石垣:これは現存です。立派ですねえ、、、。

コラム:建物は復元ですが現存の石垣や堀と雰囲気があっており、なかなか良かったです。


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