玉置直秀

(たまきなおひで)

生没年:1560〜1649年/ 身分:藤堂家の家臣/ 官位(通称、号):福井介

江戸城
直秀が普請に関わった江戸城

 紀伊手取城主・玉置直和の家臣。弓の達人。1585年の紀州征伐の際に玉置直和が羽柴軍に恭順したため、同じ紀伊の土豪・湯川直春に攻められて敗退し、直秀はこの戦いで父と兄を失った。玉置直和は紀州征伐後、領土が3分の1程度になってしまったため、直秀は主家を去り1592年に藤堂高虎に仕える。
 朝鮮出兵・関ヶ原の戦い・大坂の陣に従軍して功があり、1千石を与えられた。1639年に鉄砲頭となり、江戸城普請に従う。1649年9月27日死亡。

参考文献:藤堂高虎家臣辞典

UPDATE 2002年8月27日
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