岸田遠近
(きしだおちちか)
生没年:?〜1617年/ 身分:藤堂家の家臣/ 官位(通称、号):勝右衛門

遠近が町奉行を務めた三重県伊賀市
岸田氏は大和の国人で戦国時代は筒井家に従った。遠近は筒井定次の伊賀転封にも従ったが兄・遠正と仲が悪くなったため筒井家を去り、1587年に藤堂高虎の家臣となる。
1608年に藤堂家が伊勢・伊賀に転封になった際、伊賀の町奉行となった。大坂の陣では伊賀上野城の留守をし、豊臣軍と繋がって一揆を画策した者達を摘発する。1617年9月9日死亡。
参考文献:藤堂高虎家臣辞典
UPDATE 2002年8月1日
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