毛利重能

(もうりしげよし)

生没年:不詳/ 身分:豊臣家の家臣/ 官位(通称、号):勘兵衛

 石見国長谷村の生まれ。本名・森脇勘兵衛。若い時に上京して算術を学ぶ。その後、豊臣秀吉・秀頼に仕えたが、大坂の陣で豊臣家が滅亡したため、浪人し江戸に行って算術を教えた。弟子に吉田光由・今村知商・高原吉種がいる。著書に日本最古の算術書『割算書』がある。

管理人・・・後の日本の数学の基礎を築いた人物です。の割には詳しいことがよく分かりません。司馬遼太郎の小説『城塞』では毛利勝永の陣で戦ったことになっていますが、実際のところはどうだったんでしょうか?
 城内で豊臣軍の兵糧・弾薬などの計算をしていたのかな。「う〜ん、このまま弾薬を消費すると1ヶ月で底をつくなあ。もうちょっと節約してもらわないと」とか言って。

参考文献島根県歴史人物事典

UPDATE 2003年1月27日
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