成瀬吉政

(なるせよしまさ)

生没年:?〜1644年/ 身分:前田家の家臣/ 官位(通称、号):内蔵助

 成瀬正成の弟。6歳の時に母を亡くし徳川家康の侍女に育てられた。その後、家康に仕えたが17歳の時に人を斬ってしまったため徳川家を出奔し、浅野幸長・小早川秀秋の家臣となる。しかし1601年に秀秋のもとを去り、1605年から前田家の家臣となって4千石を与えられた。
 大坂の陣に従軍し、原田加左衛門を討ち取る活躍をする。その後、家老にまで上り詰め最終的には1万1千石の領主となっている。1644年7月3日死亡。雲竜寺に葬られた。

参考文献三百藩家臣人名事典

UPDATE 2002年5月10日
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