木暮直信

(こぐれなおのぶ)

生没年:生没年不詳/ 身分:井伊家の家臣/ 官位(通称、号):金太夫

尼子館跡
滋賀県犬上郡甲良町尼子(旧・犬上郡大尼子村)にある尼子館跡

 木暮祐利の息子。木暮氏は南北朝時代に活躍した赤松則村(円心)の末裔で上野群馬郡伊香保周辺を支配した豪族。祐利は状況に応じて上杉氏、長野氏、武田氏、北条氏などに属したが、小田原征伐後に徳川家康が関東に入ってくると、家康の家臣・井伊直政に属した。
 直信は関ヶ原の戦いに従軍し、井伊家が近江彦根に移封されると近江犬上郡大尼子村に200石を与えられる。大坂冬の陣に従軍し功があった。しかし父や兄が亡くなると家を相続するため、井伊家に暇を願い出て伊香保に戻っている。

管理人・・・家督相続のために、故郷に戻った理由が良く分かりません。一時的なものだったのでしょうか。

参考文献:上野人物志

UPDATE 2013年4月21日
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