津野親房(生没年不詳)

官位・通称:藤内蔵
 津野元実の弟を祖とする。津野定勝勝興津野親忠の三代に仕えた。定勝を追放し勝興を擁立した家臣団の中心人物だったといわれている。1571年、仁淀川の戦いで勝興が吉良親貞らの追撃にあった際、戸波城で長宗我部軍を一度は撃退している。
 幼少の親忠が当主になると後見役となった。1579年の南予攻めに従軍。関ヶ原の戦い後、親しかった久武親直と謀って主君・親忠に自害を強要している。

UPDATE 2012年3月5日
Copyright (C) 2012 Tikugonokami.