第28章:城の移転(1584〜1591年頃)

 長宗我部元親の居城・岡豊城は海から遠い上に城下町を作るには手狭であったため、1584年頃から元親は複数の河川があり海にも近い交通の要衝である大高坂城(のちの高知城)への移転を考えていたといわれている。元親は秀吉に降伏し九州征伐も終わった1588年頃に大高坂城に移るが、水害に悩まされたことと朝鮮への出兵が近くなったことから1591年頃に浦戸城に居城を移している。

長宗我部氏の居城の位置
居城の位置
UPDATE 2012年7月24日
Copyright (C) 2012 Tikugonokami.