飯沼常政(生没年不詳)

官位・通称:五郎兵衛
 近直の子。香西氏の家臣。讃岐飯沼城主。1578年、十河存保に従って阿波重清城の救援に向かった際、長宗我部軍相手に功があり存保から感状を賜う。1582年8月5日の伊勢馬場の戦いで足を被弾し不具となったため武士を辞めて出家した。
 出家後、子供達に「お前らは必ず仕官しろ」と諭していたが、結局三代に渡って仕官できず飯沼家は大名家に仕えるのを諦めている。

美馬市美馬町字城53番地にある阿波重清城
阿波重清城
UPDATE 2011年7月4日
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