福留儀重(1549〜1586年)

官位・通称:隼人佐・飛騨守
 親政の長男。土佐田辺島城主。土佐久万城攻め・土佐神森城攻め・土佐吉良城攻めに参加し功を上げている。四国平定戦でも活躍。戸次川の戦いで長宗我部元親が無事を見届けると暇乞いをして敵陣に突っ込み戦死した。
 「蛇もハミ(まむし)もそちよれ、隼人様のお通り」と土佐の童歌に出てくるほど武勇の誉れ高かった。元親が禁酒令を出した際に、元親が密かに運ばせようとした酒樽を見つけ打ち砕いた逸話はよく知られている。

高知市大津乙に建つ隼人神社(土佐田辺島城跡)
隼人神社
UPDATE 2012年4月15日
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