森(仙石)久村(1566〜1583年)

官位・通称:権平
 森(仙石)村吉の次男。森権平の通り名で知られる。仙石秀久との盟約で人質に出された際、秀久に寵愛され仙石の姓と久の一字を賜った。
 1583年4月21日、引田の戦いで仙石軍は長宗我部元親軍に緒戦で勝利して追撃するが、敵の反撃を受けて敗走。その際に久村が殿を務め稲吉新蔵人と激戦になったが、深田に馬の足を取られた上敵に包囲され戦死した。享年18歳。
※墓碑には1584年7月19日の日付が刻んであるため、引田の戦いとは別の合戦で亡くなった、同日に建立されたなどの説がある。

香川県東かがわ市伊座に建つ権平の墓。足の病を治す御利益があるといわれる
権平の墓
UPDATE 2015年8月23日
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