西光寺(後醍醐天皇の行在所)

●西光寺
住所:鳥取県八頭郡智頭町大内179

 真言宗。神亀年間(724~728)に行基が開いたと伝わる。元弘3(1333)年、後醍醐天皇が船上山から京都に戻る際、当寺に滞在した。西から天皇が来たことに因み現在の寺号に改める。織田信長の家臣・羽柴秀吉が中国攻めを行った際、兵火で焼失。しかし、慶長3(1598)年に高野山より永算が来て本尊を発掘し再建した。近世に火災があったが明和3(1768)年に再建している。

伽藍

鯱

鐘楼

本堂

感想:天皇が滞在した際に地名も大内(「おおうち」。皇居の別称。ただし現在の地名の読みは「おおち」)に改めたそうです。




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