●くじら橋(御来屋の処刑場跡)
住所:鳥取県西伯郡大山町名和、西坪(字 下大谷、字 別所谷)
駐車場:なし
現在の大山町御来屋・名和・西坪地区(近世の御来屋村、名和村、西坪村)の境にあり、石橋として利用されていた。名前の由来は公事料(荘園制で年貢以外の雑税や夫役(ぶやく)の総称)と関係があった、近くまで鯨が流れ着いた(町内にその鯨の骨を保存している方がいるらしい)、北側に処刑場があり晒し首(くび→くじらか?)にされたため、など様々な説がある。
処刑場があったのは御来屋には鳥取藩の役所や蔵、牢獄があるなど現在の大山町の大部分にあたる地区の中心で人々の往来が多く罪人が投獄されていたためである。
(処刑場跡。こういう所には供養碑が建っていそうだが見当たらない。遠くに見える駅舎は御来屋駅)
参考文献:名和町ふる里再見
感想:処刑場は数百メートル北側にあったという説もあります。処刑場は西坪になりますが隣の土地が御来屋になるため、便宜上、御来屋の処刑場跡としました。