住所:徳島県名西郡石井町浦庄下浦
築城の時期は不明だが、三好氏の家臣・近藤正次が居城としていた。1581年、阿波を侵略していた長宗我部元親は諸将を阿波一宮城に集め、三好氏の本拠地・勝瑞城を叩こうとした。その前哨戦として当城を攻撃したが十河存保率いる援軍のため撃退されている。翌年の中富川の戦いで存保が阿波から撤退すると長宗我部の大軍に攻められ落城している。
城は東西と南に水堀が巡らされ、北には飯尾川が流れている堅城であったという。
感想:徳島線の下浦駅から北に50メートルも行かないところにあったのに飯尾川沿いをずっと探し回っていました。近所の方に聞いてやっと場所が分かりました。