●井伊谷城(井伊城)
住所:静岡県浜松市北区引佐町井伊谷(字 城山)
駐車場:あり
遺構:曲輪、土塁、虎口
標高:112メートル/比高:71メートル
井伊氏の居城。南北朝時代は麓の居館と井伊谷城が平時の住まいで、詰の城の役割は三岳城が担っていた。その時代の史料にある井伊城は三岳城を指している。戦国時代になると麓の居館に対して井伊谷城が詰の城となる。天正18(1590)年、井伊直政が主君・徳川家康の移封に従って関東に行くと廃城になったという。
(現在は公園になっており大河ドラマもあったことから登山道が整備され非常に登りやすい。途中に曲輪のような場所があったが山頂以外は後世の削平地で遺構ではないようだ)
(山頂に到着。写真は下の井伊谷城跡遺構復元平面図の北にある岩の箇所(御所の丸))
(南にある一段下がった曲輪。家族連れの憩いの場になっていた)
参考文献:現地の案内板、浜松情報BOOK、静岡県の地名
感想:お盆に行ったので山城にも関わらず人が多かったです。
(井伊谷城跡遺構復元平面図。クリックすると別のタブが開きます)