遠江掛川城(山内一豊の居城)

住所:静岡県掛川市掛川1138

 掛川城は文明年間(1469~86年)に駿河の大名・今川氏が遠江進出の拠点として家臣の朝比奈氏に築かせたのが初めといわれている。1560年、今川義元が討たれたため、今川氏が衰退し武田氏によって駿河を追われると、当主・氏真は掛川城に立て籠もった。しかし徳川家康によって攻められ、北条氏の元へと落ち延びて行き、掛川城は家康のものとなる。
 1590年に家康が関東に移封されると、山内一豊が入城し、城の整備をし天守閣を築いた。関ヶ原の戦いで山内氏が土佐に移封されると、安藤氏・青山氏・松平氏などが城主となり、太田道灌の子孫の太田氏が城主の時代に明治維新を迎える。その後、城は取り壊されたが、1994年4月に日本初の本格復元木造天守閣として復元された。

(大手門)

(復元天守)

(御殿)

(太鼓櫓)

(掛川古城の本曲輪に建つ徳川家光の霊屋)

感想:復元の天守閣ですが雰囲気は良かったです。木造だったからでしょうか。


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