●筑陽神社(つきやじんじゃ)
住所:島根県松江市東出雲町下意東815
駐車場:有り
祭神は事代主命など。創建年代は不明だが、元は上意東御社(馬場山)という場所に建っており、出雲国風土記には「調屋(つきや)社」として記載のある古社である。天正8(1580)年、三刀屋城主・三刀屋久扶が中意東元宮という場所に移転建立した。その頃から寛文年間(1661~73)頃まで流鏑馬が行われている。久扶は当社を崇敬し毎年祭祀料を寄進しており、当地は三刀屋氏庶子の佐方氏が代官として支配していたようである。
寛永6(1666)年の大洪水の被害の後、現在地に移った。中世以降に大森大明神と称していた時があったことから「大森さん」の通称がある。
感想:『山陰の戦国史跡を歩く 島根編』に載せる予定でしたが割愛した史跡です。