●出雲 玉造要害山城
住所:島根県松江市玉湯町玉造
遺構:曲輪、土塁、竪土塁、竪堀、櫓台、井戸跡
標高:91メートル/比高:69メートル
当地を治めていた湯氏の居城だった。
((1)と(2)にある削平地。下に縄張図があるので場所はそれを参照。私の目では後世に畑になった跡か遺構かは分からないが、削平地が狭い上に段差が切岸のようなため曲輪群のような気がする)
(曲輪(5)。標柱には二ノ平とある。曲輪というより帯曲輪だな)
(曲輪(5)と(6)の間にある土塁? (6)に侵入してきた敵を(7)の曲輪の味方と一緒に食い止めるためなのだろうか)
(曲輪(6)。ここに竪堀があったらしいのだが見ていない。東に土塁があった)
(曲輪(7)。ここから主郭の曲輪(8)に直接行ったが切岸が急できつかった。素直に曲輪(5)まで戻って登山道を行けば良かった)
(卍の地点に伝・湯佐渡守の墓があったが倒木か大雨で壊れてしまったようだ。上が2018年で下が2024年9月)
感想:『出雲の山城』には初心者向けとの記載があるが、それは整備されていた頃だろう。今は荒れているところが多く、多少は山城に慣れてきた人以上向けという感じだ。
城の歴史についての詳しいことは『山陰の戦国史跡を歩く 島根編』を参考にしてください。