戸倉山西光坊(古志氏の菩提寺)

●戸倉山西光坊
住所:島根県出雲市見々久町1256
駐車場:境内に駐車可能だが入口が狭いため注意が必要

 浄土真宗。寛平年間(889~98年)頃、出雲市稗原町に真言宗の寺として創建された。西日が良く当たる場所にあったことから現在の寺号になる。元亀元(1570)年、栗栖城主・古志重信が毛利氏に降伏し戸倉城に移ると当寺を菩提寺として、七ヶ村に寺領を与えた。天正17(1589)年頃、重信が戸倉城から去ると現在地に移っている。嘉永年間(1848~53年)、浄土真宗に改宗した。
 近世までは大寺院だったと伝わるが、現在は本堂のみが残っており他の寺の住職が兼務しているようである。

(入口)
入口

(本堂)
本堂

感想:駐車場のところにも書いていますが、入口が狭く怖かった記憶があります。どこかで邪魔にならないように路上駐車して歩いた方がいいと思いますが、周りの道も狭いので自分でどうするか考えてください。
 『山陰の戦国史跡を歩く 島根編』から割愛した史跡です。