三刀屋じゃ山城(三刀屋城の前身)

●三刀屋じゃ山城
住所:島根県雲南市三刀屋町古城
駐車場:中腹まで車1台なら可
遺構:曲輪、土塁、空堀、虎口など
標高:241メートル/比高:148メートル

 県指定史跡。承久3(1221)年の承久の変の功で三刀屋(諏訪部)扶長が三刀屋郷の地頭に任ぜられた際に築城したと伝わる。観応2(正平6、1351)年に山名氏勢力が籠もった石丸城や明徳4(1393)年に山名氏や塩冶氏に攻められた三刀屋城は当城だという。戦国時代になると支城のような扱いだった三刀屋城(三刀屋尾崎城)に居城が移っていった。

(登山口)
登山口

(少し登ると城への入口がある。1台だけだがここまで車が登るのは可)
入口

(竪堀かなと思い撮影した)
竪堀

(西の曲輪。分かりづらいが主郭部との間に二重の横堀がある)
西の曲輪

西の曲輪

西の曲輪

西の曲輪

西の曲輪

(主郭部への入口。虎口かなあ・・・。自信がない)
虎口

(主郭部の曲輪群)
曲輪群

(下の縄張図でいうと主郭(1)と曲輪2にある空堀)
空堀

(当城の中で最大の広さがある曲輪2)
曲輪2

(曲輪2を降りた辺りからGPSでルートが分かるのに、どこを見学しているのか分からなくなっていった)
切岸

(北端の曲輪の辺り)
北端の曲輪

北端の曲輪

(主郭(1)の北にある曲輪)
北にある曲輪

北にある曲輪

(北西の曲輪群)
北西の曲輪群

北西の曲輪群

北西の曲輪群

北西の曲輪群

感想:麓に家を持っておられる方が竹を刈るなど整備をされているそうで「せっかくの県指定史跡だからみんなに来てほしい」と仰っていました。おかげで遺構がはっきりと分かる状態で見学させていただきました。ありがとうございました!!
 山陰の戦国史跡を歩く 島根編から割愛した史跡です。

(縄張図)
縄張図