出雲 茶臼山城(水運の要衝)

●出雲 茶臼山城
住所:島根県松江市山代町
駐車場:なし
遺構:曲輪、堀切、虎口、畦状竪堀
標高:171メートル/比高:150メートル

 北に大橋川、南に意宇川があり和久羅城などと合わせて宍道湖と中海との水運を抑える場所にある。築城年代、築城者は不明だが村井伯耆守が城主だったという。雲芸攻防戦では毛利軍が月山富田城を攻める際に利用したと思われる。

(登山道。なかなか急で下りは注意が必要)
登山道

(西の曲輪に辿り着いた)
西の曲輪

(西の曲輪と主郭部をぶった切る堀切)
堀切

堀切

(主郭部の曲輪)
主郭

主郭

主郭

主郭

主郭

(主郭部から見た南側。中央が風土記の丘)
南側

(逆に南の意宇平野から見た茶臼山)
意宇平野

意宇平野

(主郭部から見た北側(市街方面))
北側

(東にある堀切。東側に行くにはロープを伝って降りる必要があるため少し危険)
堀切

(東端の曲輪)
東端の曲輪

感想:「出雲国風土記」の神名樋野(かんなびぬ)に比定されており南の出雲国府を含めた一帯が古代人にとっては神聖な場所だったようです。

(縄張図)
縄張図