高津城(高津柿本神社)

高津城
住所:益田市高津町イ2612ー1
駐車場:有り
遺構:曲輪
標高:50メートル/比高:45メートル

 東から南にかけては石西一の大河・高津川が流れ、北東には出丸の鍋島丸があった。建武年間(1334~38年)、高津長幸によって築城されたという。南北朝時代には当城を巡って激しい戦いが行われる。文明3(1471)年、益田貞兼が攻略した。
 現在、城趾には柿本人麻呂を祀った高津柿本神社が建っており、拝殿の辺りが二の丸だった。高津柿本神社はかつて高津松崎(同市高津5丁目)にあったが慶長13(1608)年に徳川秀忠の命で大久保長安が造営し、延宝9(1681)年に津和野藩主・亀井滋政が現在地に移している。

(高津柿本神社の鳥居)
鳥居

(桜門。亀井滋政が現在地に移した際に建てられた)
桜門

(拝殿)
拝殿

(柿本人麻呂の像)
柿本人麻呂

感想:気軽に行ける城です。
 『山陰の戦国史跡を歩く 島根編』から割愛した史跡です。




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