●常栄寺
住所:島根県邑智郡邑南町木須田13
駐車場:不明
浄土真宗。山号は郡要山。吉田郡山城の城下に毛利隆元の菩提寺として建てられた常栄寺が慶長5(1600)年の関ヶ原の戦い後、山口市に移ったことから住職・準念は当地に隠居地として建立したのが始まりだという(天正年間(1573~92年)創建の説あり)。元和2(1616)年、浄土真宗に改宗。本尊の阿弥陀如来像は恵心僧都作で毛利氏から賜ったものだと伝わる。
享保14(1729)年に本堂を再建し、元文3(1728)年には浜田藩主・松平氏が訪れている。昭和48(1973)年に伽藍が全焼するが本尊は難を逃れ、昭和52(1572)年に再建された。
感想:山号の郡要山は吉田郡山城か背後の藤掛城のことでしょうか。