●宝樹山龍津寺
住所:佐賀県佐賀市巨勢町東西137-5
駐車場:なし
黄檗宗。佐賀藩の支藩・蓮池藩の藩主が化霖道龍に帰依し、道龍を開山として龍津寺を創建した。昭和20(1945)年のアメリカ軍の空襲によって焼失し廃寺となった。
(入口。軽自動車ならギリギリ入れるくらいの狭さだったため、自分は入らなかった)
(月海元昭(売茶翁)の顕彰碑。元昭は龍津寺の化霖道龍の弟子となり、各地で黄檗宗、曹洞宗、臨済宗を学んだ。のち京で茶を売りながら放浪生活を送り、売茶翁の名で知られる。煎茶の祖として崇敬されている)
(蓮池城主・小田駿河守資光の墓。小田氏は龍造寺氏の軍門に降り、勢福寺城攻めに小田政光が加わるが戦死。政光の喪中に龍造寺隆信が小田氏の居城・蓮池城を攻め落とした。隠居していた祖父の資光は落城を知り自害する。資光は蓮池の徳恩寺に葬られたが祟りが続くということで龍津寺に移された。大きな宝篋印塔が資光の墓で、奥の塔は小田氏への賛辞が刻まれている)
参考文献:佐賀県の地名、佐賀市公式サイト
感想:周辺に車を駐めるところがなくて周りを何周もしていました。
私は小田資光の墓の参拝に来たのですが、一般には元昭修行の寺として知られているようです。