●要法山常在寺(キリシタン墓碑)
住所:長崎県東彼杵郡川棚町中組郷1465
駐車場:あり
日蓮宗。本尊は多宝如来・釈迦如来。寛永17(1640)年、福井県小浜市の長源寺の住職・日審が全国行脚の際、当地に来て草庵を結び説法をして曼荼羅を描いたという。万治元(1658)年、佐賀の性善院の日清が当地で説法を行うと帰依する者が多く、大村藩主・大村純長の許可を得て万治2(1659)年に常在寺を建立した。
常在寺の山腹には県指定史跡のキリシタン墓碑が建つ。明暦3(1657)年、大村藩は郡崩(郡中心の約600名の隠れキリシタン摘発事件)が起きるとキリシタン墓碑を徹底的に破壊したが、この墓碑は偶然難を逃れている。
墓碑には「元和八年(1622)壬戍」「富永二介妻」「七月十五日」と刻んである。名前の上の記号はChristus(キリスト)のhとistが省されたと推測されている。その上は女性の洗礼名でMACHIではないかという説があるが異説もある。和洋折衷という珍しいキリシタン墓碑である。
(梛の大木。県の指定文化財だったが平成30(2018)年に枯れてしまった。その下の像は「こぞうくん」。ネットで検索すると日蓮宗のイメージキャラクターらしい)

参考文献:長崎県の地名、長崎県の歴史散歩、長崎県東彼杵郡誌、要法山常在寺公式サイト、川棚町観光ガイド
感想:常在寺さんは公式サイトを見ると「日本三大法華の一つ「大村法華」の伝統を守るべく、大村八ヶ寺の一つ」として活動されているそうです。
キリシタン墓碑は案内があるため迷うことはないと思います。
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