コンスタンチノ・ドラード像(グーテンベルク式活版印刷機を日本に持ち帰る)

●コンスタンチノ・ドラード像(諫早図書館)
住所:長崎県諫早市東小路町6-30
駐車場:あり

 諫早市生まれのコンスタンチノ・ドラード(日本名は不明)は、わずか15歳でヨーロッパの活版印刷を学ぶため、天正10年(1582)の天正遣欧少年使節に随行した。そしてポルトガルのリスボンで印刷技術を習得し、天正18年(1590)にグーテンベルク式活版印刷機を日本に持ち帰っている。
 だが、その頃にはキリシタンへの弾圧が厳しくなっており、ドラードは印刷機を各地に移動させながら、秘密裏にキリスト教関連の書籍を出版し続けた。元和6年(1620)、追放されたマカオの地で病死している。
 像は諫早市内の印刷会社「昭和堂」が寄贈したものである。

コンスタンチノ・ドラード像

コンスタンチノ・ドラード像

参考文献:現地の案内板、おらしょ-こころ旅、史譚天正遣欧使節

感想:興味があったので見に行って来ました。