●土佐影山城
住所:高知県高岡郡四万十町七里
駐車場:なし
遺構:曲輪、虎口、井戸跡?
標高:290メートル/比高:62メートル
最初、麓に城があったが洪水で流されたため三滝山に城を築いたのが始まりと伝わる。そのため三滝城とも呼ばれる。本在家城主・東氏と同族で、七里地区の東の本在家村に城を構えたので東氏、西の影山村に城を構えたので西氏と呼ばれたと思われる。四万十川上流の高南台地を中心とした地域は仁井田郷(仁井田庄)と呼ばれ、当地を治めた有力な五つの家を仁井田五人衆と呼び西氏もその一つだった。西氏は津野氏、土佐一条氏、長宗我部元親に仕えたが朝鮮出兵の見送りで川を渡ろうとして溺死し断絶している。その後、城がどのようになったかは不明。
(南の麓に建つ八坂神社。素戔嗚尊を祀る。この東にある道を登っていく)
(主郭から北を望む。写真では伝わらないが、かなり急斜面だった)
参考文献:高知県の地名、窪川町史
感想:縄張図がなかったため後で見直すと何を撮ったのか分からない箇所がありました。