四国史跡巡り2009(2日目:東光寺・本山城・豊楽寺)

 平成21年11月22日(日)、徳島市のホテルで目が覚める。だるい・・・。動くのが面倒くさい。でも、そういう訳にはいかないので出発。がらがらの徳島道と高知道を通ってあっという間に大豊インターに到着。

11.東光寺・・・高知県長岡郡本山町406にある。境内には本山城・朝倉城などで亡くなった方を慰霊した供養塔がある。
感想:本山城に向かう途中にあった。

(古戦場諸慰霊碑供養塔。碑文?を見る限り、長宗我部氏&森氏一族限定にも思えたが・・・)

(本堂)


12.本山城・・・長岡郡本山町本山にある。土佐中部の覇権を長宗我部氏と争い敗れた本山氏の本拠地。石垣などが残っている。
感想:無茶苦茶入り口が分かりづらい!事前に地元の方に教えてもらったので辿り着けたが、そうでなかったら探すのに手間取ったと思う。
 手が余り入っておらず雰囲気のいい山城だった。

(入り口にある十二所神社。ここからお墓に続く右側の細い道を行き3つ目の橋を渡ると行ける)

(石垣)

(標柱)

(何の建物か良く分からんけど撮ってみた)

(碑。四国の寺社や城趾に行くと「円形の土台」→「小さな円形の土台」→「碑」の順に積んであるものを良く見る。何か意味があるのか?)


13.豊楽寺・・・長岡郡大豊町寺内314にある。724年、行基によって開基されたと言われている。本堂の薬師堂は四国最古の建造物で国宝に指定されている。1572年7月、台風のため杉が倒れて屋根組が大破した際、長宗我部元親が修理している。
感想:カーナビの変な案内を信じたら国道32号からとんでもない道を登らされた。狭いし坂は急だし落ちないかとドキドキだった・・・。登り切ると駐車場が完備されており、少し安心した^^;
 薬師堂は趣があった。さすがは四国最古。

(薬師堂)


・大豊の大杉・・・長岡郡大豊町杉にある。樹齢3000年の日本一の大杉があり、須佐之男命が植えられたという伝説がある。美空ひばり所縁の杉としても知られている。
 休憩した道の駅の近くにあったので行ってみた。でかい・・・。とても写真に入りきらない。

(杉の大杉)

(美空ひばりの遺影碑と歌碑。ボタンを押すと「悲しき口笛」「川のながれのように」「龍馬残影」の三曲が聴ける。こういうシステムの場合、JASRAC様にどのように上納しているのか良く分からない)

 これで本日の史跡巡りは終了。シンポジウムに参加するため、桂浜に向かった。国民宿舎までは無事についたが・・・なぜか入り口の坂が大渋滞。何が邪魔しているのかと思ったら皮肉にも長宗我部供養祭ツアーのバスだった・・・。バスが何とか脱出しても渋滞は続く。そんなにシンポジウムが人気かと思ったら龍馬記念館に行くための渋滞だった。連休中だもんね。
 何とか時間に間に合う。まずはネットなどで長宗我部氏を盛り上げる活動をされている林太一さんの高知県観光特使の就任式。知事から賞状のようなものを渡される。おめでとうございます(^-^)/

(林さんと知事のツーショット)

 それからざっとシンポジスト六人の自己紹介。そして朝倉慶景先生の講演会。歴史読本に載っていた内容の解説のような感じになった。正直あれ読んでも意味が良く分からない部分が多かったんだよね・・・。解説が聞けて良かった。
 あとはシンポジスト六人が語る。疲労のため、あまり覚えていない。とにかく皆さん、長宗我部について熱く語っていた。
 第一部が終わると第二部のトークセッション。「どうすれば長宗我部が盛り上がるか?」みたいなのがメインだった。県内外の20~30代の意見はまともに聞いていたが(長宗我部に関する祭りをやろうなど)、地元の人の話はフリーダム過ぎてまともに聞いてなかった。
 それが終わると懇親会。緊張してあまり食欲が無かった。いろんな人に挨拶をして話をしているうちに時間が来たので、ホテルに帰った。

感想:本山城、もうちょっと迷うかと思っていたが、事前に教えておいてもらったので助かった。Tさん、ありがとうございました!!

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