2012年四国史跡巡り(6日目その1:讃岐高井城・三好長治の妻の墓)

 2012年5月3日(木)、香川県観音寺市のホテルで目が覚める。さて今日は最終日だ。寂しいのうTT

39.讃岐高井城・・・香川県三豊市山本町辻。当地の豪族・高井信昌の居城。
感想;現在は遺構は無く碑があるのみ。

(城趾碑)

40.大法寺・・・香川県三豊市山本町辻1050。日蓮宗。長宗我部元親と戦って戦死した高井信昌の墓が当寺の墓地にある。かつて墓は『武田はん』と呼ばれた古戦場にあったが土地整備により1978年に現在地に移転された。
感想:菩提寺かどうか不明だが、管理はされているらしい。

(山門)

(本堂。2000年の再建)

41.高井信昌の墓・・・香川県三豊市山本町辻。かつては別の場所にあり、信昌を崇敬し鍬を入れるものがおらず雑木が生い茂っていた。1854年、有志が供養塔を建てている。1978年に現在地に移転され、1993年に頌徳碑が建てられた。

(中央が頌徳碑。右が1854年に建てられた供養塔。左が1993年に頌徳碑と共に建てられた供養塔)


42.三好長治の妻の墓・・・三豊市山本町大野。1577年に長治が細川真之と戦って敗死すると讃岐に逃げ延びたという伝承がある(詳細は不明だが縁者がいたのだろう)。1590年にここで亡くなったという。
感想:墓地の一角にある。草が伸びて半分くらい埋まっていた。夏はほとんど見えなくなっているのではないか。

(長治の妻(雲林院)の墓。町史の写真だとはっきりと没年と戒名が読めたので今も雑草が無ければ読めると思われる)

(地元の方の話だと付き従った家臣の墓らしい。中央の墓には慶長7年没と大姉という戒名が刻んであったから娘かなあ・・・。左右が家臣の墓かもしれない)


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