43.本山寺・・・香川県三豊市豊中町本山甲1445。四国八十八ヶ所霊場・第70番札所。本尊は八十八ヶ所では唯一の馬頭観音である。807年、空海が創建。当初は『長福寺』という名前だったがのちに『本山寺』に改められる。
長宗我部元親が讃岐を攻めた際、陣を置こうとしたが住職が拒んだため兵が斬りつけた。しかし住職は無事で代わりに阿弥陀如来の右手から血が流れ落ちたので、驚いた長宗我部軍は退去している。以来、その阿弥陀如来は『太刀受けの弥陀』と呼ばれている。
感想:目的はもちろん太刀受けの弥陀。右手に傷があるらしい。
(三豊市から満州を開拓に行ったが戦争のため犠牲になった人達を慰霊する仏堂)
(善女龍王像が納められている鎮守堂。なぜか野良犬がうろうろしていた。観光客が多いのに危ないのでは・・・?)
(四国八十八ヶ所霊場では4つしかないという五重塔の一つ。1910年に当時の住職が寄付を募って再建している)
(空海が一夜に建立したという伝承が残る本堂。現在の本堂は京極氏の祖・佐々木氏信の寄進で建て替えられている。ここに太刀受けの弥陀があるらしいのだが、当然見ることはできない)
44.勝間城・・・香川県三豊市高瀬町下勝間。築城年代は不明。香川信景の重臣・三野菊右衛門の居城だったと伝わる。現在は城山神社が建っており遺構はない。
感想:前日からの雨で地面がぬかるんでいた。
(勝間城趾から北側を望む。右の山が天霧城だと思うのだが・・・)
この後は昼食。香川なので当然讃岐うどんです。調べていなかったので次の目的地までにあったお店に入ってみた。