●大生郷(おおのごう)天満宮(菅原天満宮。下総 天神山城)
住所:茨城県常総市大生郷町1234
駐車場:あり
祭神は菅原道真。延長4(926)年、菅原道真の三男である景行が父の遺骨を筑波山の北麓に埋葬し、延長7(928)年に現在の場所に移したのが始まりと伝えられている。古くは常総市大輪町にある正覚山安楽寺(元三大師)が別当寺だった。
天正2(1574)年、小田原の後北条氏と下妻城主である多賀谷政経・重経父子が大生郷城を巡って攻防戦を繰り広げる。この時、大生郷天満宮のあった場所も天神山城という出城になっていたため焼失したが、重経が再建した。天正19(1591)年に社領30石が与えられる。大正8(1919)年に再び焼失したため、再建された。
社宝に絹本着彩御神酒天神画像、御廟天神画像(二つとも茨城県指定有形文化財)などがある。
(親鸞手植えの杉。倒木した上、大正8年の社殿焼失で類焼した)
参考文献:茨城県の地名、大生郷天満宮公式サイト、茨城県の中世城館、水海道市史 上巻、現地の案内板
感想:参拝した時のことを何も覚えていないです。