●大原古戦場跡
住所:福岡県小郡市小郡(字 前伏)
駐車場:なし
正平14(延文4,1359)年8月6日、南朝方の懐良親王、菊池武光らは北朝方の支配する太宰府を支配下に収めるため、北朝方の少弐頼尚、大友氏時らと激突。両軍合わせて五千人以上の戦死者が出ている。
大原古戦場は主戦場の一つで、字名の前伏は伏兵がいたところから付いたという。当地は小高い丘で見張り台となっており、明治44(1911)年に大原公園として整備された。
(中央にあるのが大原戦没史蹟上聞之碑。題字は政治家で軍人の菊池武夫という人らしい。武光の子孫のようだ)
(中央が大原古戦場碑。向かって左が平成21(2009)年の大原合戦六五〇周年に建てられた鎮魂の碑。右が六百年祭の記念碑)
参考文献:福岡県の歴史散歩、福岡県の地名、現地の案内板、小郡市埋蔵文化財調査センター、福岡県の観光/旅行情報サイト「クロスロードふくおか」、小郡市史跡案内 第2版
感想:開墾紀念や忠魂碑も含めて非常に碑の多い公園でした。