●西坪の佐渡五輪塔
住所:鳥取県西伯郡大山町西坪(字 東山王)
駐車場:なし
昔、佐渡から来た旅人が当地で亡くなったため地元の方が供養したという。
別の説では元弘3(1333)年の船上山の戦いで亡くなった武将の供養塔だという。その武将は船上山を攻めた隠岐守護・佐々木清高の家臣の佐々木佐渡前司で、名和長年と内通していて後醍醐天皇側についたという。やがて足利尊氏の天下になると後醍醐天皇側の武将の供養塔ではまずかろうとなり佐渡の人になったと推測されている。
病に対して御利益があるとされ「はやり神さん」として参拝する者もあったという。
参考文献:ふるさとを探ろう
感想:県の職員の方に教えていただいた場所の写真を載せましたが参考文献の写真と違うような・・・。しかし探してみましたが、これしかなかったです。建て直されたのでしょうか。
大山町内には佐渡五輪と呼ばれるものが他にも梶原(加茂)、古御堂、荘田にあります。伝承の内容もほとんど同じです。何か意味があるのでしょうが・・・。遠方=佐渡というイメージだったのでしょうか。