石見安芸街道(旧広島街道。毛利元就も避けた難所)

●石見安芸街道(旧広島街道)
住所:島根県浜田市旭町都川
駐車場:案内板の辺りに駐車スペースあり

 浜田藩の参勤交代道の石見安芸街道沿いに赤谷(浜田市旭町都川)と呼ばれる地域があり、藩主の休息のため赤谷御茶屋が設けられ通行の際は津和野藩の代官が出迎えていた。赤谷は現在の浜田市旭町今市~浜田市旭町市木の山や都川川を東西に通過する石見安芸街道の中間にあり、石浦峠や甑坂など難所が続いており、戦国時代に毛利元就も石州一の難所と言って避けて通ったという。それらを過ぎると市木の三坂峠を経由して安芸に出られたが、三坂峠も急坂の難所だった。
 安永10(1781)年には都川川に赤谷橋が架けられたが現在は撤去されている。

(石見安芸街道を切断するように南北を走る県道5号線)
県道5号線

(赤谷にある案内板の横にあった石仏)
石仏

(都川川。この先に石見安芸街道が続いているらしい)
都川川

感想:車で走っていたら案内板があったので寄ってみました。



津上神社(松江市鹿島町)

●津上神社
住所:島根県松江市鹿島町手結602
駐車場:手結港の駐車場があるが利用して良いか不明

 祭神は速秋津彦神、速秋津姫神。『雲陽誌』によると、創建年代は不明だが大永7(1527)年の棟札があった。宮山と呼ばれる境内の西側に岩穴(通称・塩穴)があり、例祭に詣でた際はそこから塩を汲んで禊をして社殿に参拝するのが慣わしだったとの記載がある。

(入口)
入口

(鳥居)
鳥居

(狛犬と拝殿)
狛犬と拝殿

(遙拝所だが、何を遙拝するためにあるのか不明)
遙拝所

(七福神の像)
七福神の像

(本殿)
本殿

(御神水。これが塩穴か、と思ったが違う気がする)
御神水

(末社には今宮神社、穴恵美寿神社、照島社、恵美須神社、鶴島恵美須神社・金刀比羅社の5つがある。港のそばなので海での安全や豊漁などに関する神社が多い)
末社

参考文献:鹿島町誌、現地の案内板

感想:尼子地蔵を参拝した際、近くにあったので一緒に参拝しました。



若宮神社(神西氏が造営した神社)

●若宮神社
住所:島根県出雲市湖陵町畑村246
駐車場:有り

 祭神は国狭槌尊。創建年代は不明である。第一次尼子再興戦の際、再興軍に味方した神西元通の弟・畑之介が、武運長久祈願のため社殿を造営し社領を寄進した。

(鳥居)
鳥居

(石燈籠、狛犬、石段)
石燈籠、狛犬、石段

(登り切ったところにも同じく石燈籠と狛犬がある)
石燈籠と狛犬

(二の鳥居)
二の鳥居

(拝殿)
拝殿

(本殿)
本殿

(本殿の裏だと思うけど昔のことなので覚えていない)
本殿の裏

感想:山陰の戦国史跡を歩く 島根編から割愛した史跡です。