住所:千葉県市川市中山2-10-1
鎌倉時代、当地には千葉氏の家臣・富木常忍や太田乗明の館があった。1260年、迫害を受けた日蓮が常忍のもとに身を寄せた際、常忍が邸内に持仏堂を建て、それがのちに法華寺となる。乗明の館も本妙寺となり、1545年以後に両寺が合体して法華経寺となった。
(国重要文化財・五重塔。1622年、本阿弥光室が両親の菩提を弔うため前田利光の援助で建立した)
住所:千葉県佐倉市臼井字城之内619-1
14世紀中頃、臼井氏によって城の基礎が築かれたと考えられている。1479年、太田道灌に攻められ落城。戦国時代後期、臼井氏に代わって原氏が城主となった。1566年、上杉謙信が北条氏康の傘下だった当城を攻めるが撃退している。1590年、北条氏と共に原氏も滅亡すると酒井家次が入る。しかし1604年に高崎に移封となったため廃城となった。
現在は臼井城址公園として整備されている。
(三の丸跡に建つ太田図書の墓。図書は道灌の弟で1479年に臼井城を攻めた際に討ち死にしている)
感想:本によっては本丸・二の丸・三の丸ではなく、主郭・Ⅱ郭・Ⅲ郭という説明になっていました。現地の案内版も二種類ありました。どう違うのか良く分かりません。